ぜんぜんわからない。俺たちは雰囲気でDXをしている

何かとおしい県な広島県広域自治体として頑張ってイノベーション推進をしている。広域自治体都道府県)としてみた時、デジタル関連の施策はトップレベルだと思ってる(地元贔屓はなしで)。なんだけど、なんかおしい感じなのはもうしょうがない、そういう層が大学進学とか就職でほぼ県外に流出してるのだから無理。デジタル関連は人材が占める割合が他の産業に比べても高いのでしんどい。

広島県DX推進コミュニティと言うのを立ち上げて頑張って普及活動(カッコよく今風に言うとエバンジェリスト?)を進めています。

hiroshima-dx.jp

取組の一つとして、広島県内の企業、事業者、教育機関、行政向けにDX基礎研修を実施しています。

minnano-dx.jp

全50回の開催が予定されているのですが、第8回目の開催された研修を受講してきました。例によって昨年末の広島県主催のイベント*1同様に、わたしは完全にターゲットユーザーではないので、とってもいい子にしてました。ちな、ソフトウェア開発者の端くれ(世間一般から見たらプロ扱い)から見ても、基礎的な内容を万べなくちゃんと抑えるべきは抑えた研修構成で非常によかったです。3時間はちょい長くてくたびれましたが、あいまに参加者同士でグループワークをしながらでしたのでダレることはありませんでした。

土曜日の午後にわざわざなんで参加?という話なのですが、この研修プログラムを地元の廿日市市職員も20名程度受講するようなので、どんな内容なのか気になったからと言うのが理由になります。恐らく各課(企画職中心)から主任とか主任主事とかクラスの若手が業務時間内に研修を受けているのかなとかってに想定しています。

個人的には受講を受けた職員中心に、こんなんやってみたいけど、とかこれってどうゆうこと、的なのが出るはずなのでフォローアップをできたらしたいなと思ったりはしています(今は自治会に工数全張りなので上手く動けるかよくわからないけど)。

今回のこの研修はDXの”D”にアクセントがある研修だったのですが”X”の側、つまり組織文化だったり、意思決定の方法だったりにアクセントを置いた研修が別建ててあるととても良いのではなかろうかと思いました。主たるターゲットは、人事、採用研修、あと部課長クラス以上を対象に、組織内にデータドリブンな意思決定を根付かせるにはとか、心理的安全性の高い職場とはとか、組織文化の構築を進めるために人事がとるべき施策とは、とかアジャイルなビジネス施策の実行に必要な諸要素はとか、とか。ちなみに、今回のみんなのDX研修は、難しくなりがちなデジタルをやおい広島弁)雰囲気で和やかに進める感じでしたが、こちらの「わしらのDX研修(仮)」はインテリヤクザ風のお兄さんに広島弁で詰められながら進めるテイストがあってそうだなーと思ったり。