広島で働こう!

以前、このブログで広島県がIT系の会社(特にスタートアップなど新興企業)を誘致する施策をディスった(自覚はある)。

kengo-yamashita.hatenablog.com

企業を誘致したところで人がとれないと意味ないし、一時期の10倍強とかではなくなりましたがいまだに6倍程度と売り手市場のソフトウェア開発者の採用が果たして広島でできるのか?的な疑問がベースにあったのですが、そこはちゃんと考えていたようで、広島のIT系企業、また広島に事業所を展開しようとしているIT系企業との交流イベントが県主催で開催されています。

going.hiroshima.jp

詳細は上記のサイトにゆずりますが、全部で3回開催されるオンライン交流イベントの第一回に参加してみました(2020/12/19)。

なんで参加した?

イベントのターゲットは広島でIT系の会社で働きたい人(U・Iターン希望含む)のはずなので、広島で、すでにIT系の会社で働いてる私は完全にターゲット外になる。ちなみに転職意欲もいまは全くない。参加意図を整理すると次のようになる。

  • 地元のエンジニアコミュニティに協力的な企業を探したい(逆リクルーティング)

  • なぜ広島進出に興味を持ったのか知りたい

これは個人の心構えの話ではあるのですが、採用系の工数って結構かかるんですよ…やってみるとわかるけど、資料作って、転職媒体に登録して、調整とか雑務をして、面接・面談に人をアサインして…なので、自分が転職する気があって受ける面談、面接は私と話せるが益だの精神でいくのですが、今回のように転職意欲がまるでない状況なので、話をする企業の方には、わたしとの面談でなにか有益なものをもって帰ってもらえたら嬉しいなーとのお気持ちで臨みました。

参加してみてどうか?

この記事を書くにあたって県の担当者さんに相談したのですが、イベント内で提供された情報はオフレコでお願いしますとのことでした。なので、イベントの概要と感想程度にとどめておきたいと思います。

ソフトウェア開発者ならおなじみのカジュアル面談をイメージしていただくとよいと思います。会の前半の時間は参加企業がありがちな企業説明のスライドを使いながら事業やプロダクトの概要と今回募集している職種(ビズなのか?開発職なのか?等々)を説明する時間があり、そのあと企業説明会的なブースをオンラインツールを使いながら持ち時間15分程度で回っていきます。最初の間は主催者主導で企業のブースを回って話をしていく感じです。後半戦は、参加者側が好きな企業ブースで話ができる時間となります。以下はちょっと感じた、課題というかその辺になります。

  • 一企業と話す時間15分はオンラインでの会話やカジュアル面談的なものに慣れてる人間からしても短い

  • 参加企業の情報が事前に渡されないため、下調べや聞きたいことを考える時間がない(わたしは無理やり企業説明のスライド時間で各企業のHPやら調べたりしましたが…)

  • 全体交流用のチャットルームは用意してありましたが、時間が短すぎて参加者同士の交流に時間を割けない

とは言え、4社の方と話しつつ、一緒に参加となった方2名とも雑にコミュニケーションをしてみたりしてはみました(コミュ力お化けでもこれが限界な感がある)。

  • 参加を希望される方は、あとでコミュニケーションがとれるチャンネル(メールアドレス、各種SNSのアカウント)などを最初の自己紹介の際に、チャットに張り付けるとその後のつながりやコミュニケーションがスムーズに取れてよいかもしれません。

  • これは主催者に、使用しているオンラインツールが外部のUSBカメラ、マイクを認識しないかもしれないのでツールの環境これはダメそうなの洗い出してアナウンスしてあげておくとよいかもしれません。

おわりに

簡単にですが、イベント参加しての感想と紹介でした。第二回と第三回は年明けの1月に開催されますので、広島在住または広島への移住を検討していてIT系の企業で働きたいと思っている方は参加してみてはいかがでしょうか?エンジニア職やクリエイティブ職以外にもビズサイドの求人をされている企業もありましたのでちょっと興味がある方も話してみるとピンとくるとかあるかもしれません。ちなみに各回の参加定員は30名なので、気になる方はお早めに…わたしは明らかに毛色がちがうので次回以降の参加は遠慮しておくつもりです。