大人が本気でせいかつ科

note.com

上記の講座に参加していました。モチベーションは今年度から活動をはじめたCode for Hatsukaichiのコミュニティを良いものにするための学びを得たいからでした。

講座に参加しての感想

土曜日の朝から計3回の会があったのですが、まずは参加に協力してくれた家族に感謝(土曜日は私の日として確保しているとは言え)。そして、朝死ぬほど弱い自分をまず褒めたい。朝の8時からスタートだったので毎回ちゃんと起きれるか心配だった。一つ一つの回で学ぶことが多く、正直まだかなり消化不良な部分もあるけれど、とても楽しくて有意義な時間を過ごすことができました。

講座で学んだこととか受けて

  • 一般(市民)向けの活動コンセプトが決まった

行政がデジタル化に向けて動き出したのに合わせて、行動規範の整備や活動目標、そしてオープン戦略の推進をパブリックコメントで提出したりと進めてきたのですが、市民や既存のまちづくり団体に対してCode for Hatsukaichiの活動をどう提示するか、どう関わっていくかについては考えあぐねているのが現状でした(テッキーじゃない人にどうCode forの活動を伝えてよいのかよくわからん)。

そんな、モヤモヤっとした頭のなか、とは言え、テッキーではない人を多く含んでCode for Hatsukaichiの活動を進めていきたいし、進めていくことになるのだから、そのためには心理的安全性を確保しないとダメだよなーというぼやっぼやっの課題感で3回の講座に参加して、頭と心をぐりんぐりん回して出てきたのが、せいかつ科という、なんやそれなコンセプトになります。

せいかつ科?

せいかつ科とは、小学校1,2年生が取り組む科目の一つです。文科省の学習指導要領によるとこの科目の目指すところは3点

  1. 活動や体験の過程において、自分自身、身近な人々、社会及び自然の特徴やよさ、それらの関わり等に気付くとともに、生活上必要な習慣や技能を身に付けるようにする。

  2. 身近な人々、社会及び自然を自分との関わりで捉え、自分自身や自分の生活について考え、表現することができるようになる。

  3. 身近な人々、社会及び自然に自ら働きかけ、意欲や自信をもって学んだり生活を豊かにしたりしようとする態度を養う。

まちづくり活動、それはつまるところコミュニティ活動に他ならないのですが、必要な点を綺麗に纏めてくれていると思いませんか?これ、小学校1年生の科目ですよ。この科目は3年生からは社会と理科という科目に分割されて学習されていくことになります。我々に必要なのは、高等学校の政治経済でも中学校の公民でもなく、まして社会科ですらなく、「せいかつ」科の学びです。YES、ひらがな、難しいものはいりませーん。

いやだって、意欲と自信をもって学んで生活を豊かにしようと思わないなら、まちづくり活動なんてボランティアしようと思わんし、活動は一人ではできないのだから、当然自分や自分の生活について考えて、表現することが必要だし、その考えと、表現のためには日々の生活を積み上げる活動能力がベースにないといけないし、その日常生活をただただロボットのように繰り返すだけではなく、何かしらの気づきを得れる擦り切れてない感性が必要だし。

デザイン・デジタルを使って大人が本気でせいかつ

「大人が本気で」と書いて、大人げなくと読みます。もうちょっとイメージをしやすく説明すると、子ども向けの題材を大人が大人げなく本気でやり切る例としてEテレNHK教育)の番組があると思うのですが、あのノリです。無理やりに例えるなら。

人生の1年生として

まだ、コミュニティの旗が弱い気はしてはいるのですが、そもそも論として行政もあたふたしながらデジタル化というよくわからん旗を立てたことにしている現状と、既存のまちづくり団体も言うほどデジタルでの情報発信やコミュニティ活動をできていなのだから、ある意味で旗を探す活動が旗でもよいのかなと言うゆるゆるな感じでスタートを切ろうと思います。